その関節の痛み、年のせいと諦めないで。本当の原因は「腸の炎症」だった
- Sayuri

- 10月12日
- 読了時間: 4分

朝起きると指がこわばる、階段の上り下りで膝が痛む、ペットボトルの蓋が開けにくい…。 そんな関節の痛みを、「もう年だから仕方ない」「天気が悪いからだ」と、諦めてしまっていませんか?
もちろん、加齢による軟骨のすり減りなども一因ではあります。
しかし、もしあなたの痛みが「炎症」を伴うものであれば、その根本原因は、関節から遠く離れた「腸」にある可能性が非常に高いのです。
この記事では、多くの人が知らない関節痛の本当のメカニズムと、薬に頼らず、体質から根本的に改善するための究極のリセット術を、専門家の視点から徹底的に解説します。
関節の痛みは、体の中で起きている「火事」のサイン
関節リウマチに代表される炎症性の関節痛は、体の中で常に「慢性炎症」という名の
「火事」が起きている状態です。
痛み止めの薬は、火事の煙を一時的に追い払う「換気扇」のようなもの。
根本的な火元を消さない限り、薬をやめればまた煙(痛み)は充満してしまいます。
そして驚くべきことに、分子栄養学的にその火元をたどっていくと、多くの場合「腸」に行き着くのです。
火元は腸にあり!「リーキーガット」が全身に炎症を飛び火させる
なぜ、腸が関節の痛みを引き起こすのでしょうか。
その鍵を握るのが「リーキーガット(腸漏れ)症候群」です。
私たちの腸の壁は、本来、栄養素だけを通すための、非常に目の細かいフィルターのような構造をしています。
しかし、食生活の乱れやストレス、抗生物質の使用などによって腸内環境が悪化すると、このフィルターの網目が破れ、穴が開いてしまいます。
これがリーキーガットの状態です。
腸の壁に穴が開く
そこから、本来なら血液中に入るはずのない、未消化の食べ物や、腸内の悪玉菌が出す毒素が、血液中に漏れ出してしまう。
血液中に侵入してきた異物を、体の免疫システムが「敵だ!」と認識し、パニック状態(過剰な免疫反応)に陥る。
パニックを起こした免疫システムは暴走し、間違って自分自身の正常な細胞(この場合は関節)を攻撃し始めてしまう。
これが、関節リウマチなどの自己免疫疾患や、全身の慢性的な炎症の正体です。
関節で起きている火事は、実は腸から漏れ出た異物が火種となり、免疫システムがそれを全身に飛び火させていたのです。
究極の解決策:火元を断つ「ファスティング」
では、この体の火事を根本から鎮火させ、火元である腸の”穴”を修復するには、どうすれば良いのでしょうか。
その究極の方法が、「ファスティング(断食)」です。
ファスティングは、一定期間固形物を摂らないことで、これまで炎症の原因となる物質の侵入経路となっていた、そして消化活動で疲弊しきっていた消化器官に完璧な休日を与える、最もパワフルな健康法です。
ファスティングがもたらす3つのリセット効果
炎症の火種を断つ
固形物の摂取を止めることで、アレルゲンとなりうる未消化物や毒素の体内への流入を完全にストップさせ、免疫システムのパニックを鎮めます。
腸壁を修復する時間を与える
消化という最もエネルギーを使う仕事から解放された体は、そのエネルギーを「修復」に集中させることができます。
これにより、荒れて穴が開いていた腸の壁を、細胞レベルで修復する時間が生まれます。
オートファジーによる細胞の浄化
ファスティングは、古くなった細胞や不要なタンパク質を分解し、新しいものに生まれ変わらせる「オートファジー」という体の仕組みを活性化させます。
これにより、炎症によって傷ついた細胞が浄化され、体全体の炎症レベルが低下します。
私が指導している「玄米酵素を使ったファスティング」は、水だけで行う断食とは違い、玄米酵素からビタミン・ミネラルを補給しながら行うため、体に負担をかけずに安全に実践できるのが特長です。
ファスティングを楽に乗り切る具体的なコツについては、こちらの記事もご参照ください。 過去記事「【初心者必見】ファスティングを楽に乗り切る3つのコツ」
まとめ:諦める前に、自分の体の声に耳を傾けよう
関節の痛みは、年のせいだと諦める前に、あなたの腸が発しているSOSサインではないかと、一度立ち止まって考えてみてください。
関節の痛みは、全身の炎症の現れ
その炎症の多くは、腸の不調(リーキーガット)が火元
火元を断ち、腸を修復する究極の方法がファスティング
このメカニズムを知ったあなたは、もう痛みにただ耐える必要はありません。
根本原因にアプローチし、体質から変えていくという選択肢を手にしたのです。
何となく不調、太りやすくなった、花粉症などのアレルギーをなんとかしたい!
そんな方はお気軽に無料相談をどうぞ!
無料相談は公式LINEからいつでも受け付けています。
あなたからのメッセージ、お待ちしています。




コメント