脳の細胞も神経細胞同士を繋ぐシナプスもたんぱく質から作られるので、ここでもタンパク質はとても重要な役割を持つのですが、人が考えたり、行動をする際にはたくさんの電気信号が伝達しています。
この電気信号を漏らさず伝えるために、絶縁体のように細胞を包む膜があるのですが、その膜は脂質からできています。
この絶縁体である膜が頼りなく、電気信号がいわゆる「漏電」状態になると、情報がうまく伝えられず、記憶力の低下や、せっかく勉強をしてもなかなか覚えられない!
さらに、覚えたことが定着しない。といった残念な不具合が出てきてしまいます。
まずは、何度もお伝えしているように、タンパク質をとることが何より大切なのですが、
質の良い脂質を摂ることもとても大事なのです。
油はなにが良いんですか?とよく聞かれますが
まず、酸化しにくい飽和脂肪酸のグラスフェッドバターやMCTオイルをお勧めしています。
きちんと酸化しないよう摂れるならオメガ3の脂も良いですね!
動物性より植物性が良いんじゃないの?と聞かれることも多いのですが、
サラダオイルやマーガリンは必ず控えて下さい。
ドレッシングなどの加工品にも多いので、できれば避けると良いですね。
一般的に日本人はオリーブオイル神話と呼べるようなものがあり、オリーブオイルは体に良いと信じている方が多いのですが、偽物が多い上、意外と酸化しやすいですし、
そもそもオメガ9は私たちの体内で作ることができるので、あまり必要ではありません。
美味しいですけどね^^b
それと、脳に良い油といえば、忘れてはならないレシチン。
レシチンは脳の細胞膜を作るメインの脂質であり、記憶や睡眠に関わる神経伝達物質の
アセチルコリンの材料にもなります。
レシチンは大豆と卵黄の2種類がありますが、私がお勧めするのは卵黄レシチン。
卵、積極的に食べましょう!
脳を作る良質なタンパク質と、脳機能を元気にするレシチンの両方が入った卵。
超お勧めです。
1パックは全部茹でてゆで卵や、味玉にしておくと、食事の際にタンパク質をもう少し足したい時や、おやつにさっと冷蔵庫から出すだけで食べられるのでとっても便利ですよ🎵
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