酵素って何?栄養学で読み解く体に必要な理由とは
- Sayuri
- 5月25日
- 読了時間: 4分

「酵素は体に良いってよく聞くけど、結局何なの?」
「酵素ドリンクってたくさんあるけど、意味あるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、「酵素」は分子栄養学の視点から見ると、健康のカギを握る存在。
しかし一方で、世の中には“本質からズレた”酵素商品や情報も多く出回っているのが現状です。
今回は、酵素の正体と、体で果たしている重要な役割、そしてなぜ私が発酵食品講座とともに玄米酵素を扱っているのかを、わかりやすくお話しします。
■ 酵素とは、「体内の化学反応を助ける働き者」
酵素は一言で言えば、「体内で起きるすべての代謝をサポートするタンパク質」です。
たとえば
食べたものを消化する
糖をエネルギーに変える
毒素を分解する
活性酸素を除去する
筋肉や皮膚を再生する
ホルモンを合成する
これらすべての過程に、酵素が関わっています。
つまり、酵素がなければ、人は食べ物を栄養として使うことができず、生きていくことすらできません。
■ 「消化酵素」と「代謝酵素」のバランスがカギ
酵素には大きく分けて2種類あります。
消化酵素:食べ物を分解して吸収できる形にする
代謝酵素:体の修復・解毒・エネルギー産生などを担う
現代人は、加工食品・食べすぎ・早食いなどの影響で、消化に多くの酵素を使いすぎてしまう傾向があります。
その結果、代謝酵素に回す力が足りなくなり、
疲れやすい
肩こりや冷えが取れない
アレルギーがなかなか改善しないといった状態になりやすくなるのです。
■ 加齢とともに、酵素を生み出す力も減っていく
年齢を重ねると、体内で作られる酵素の量は少しずつ減っていきます。
昔より胃もたれしやすくなった
食後に眠くなる
甘いものが止まらない
これらも、酵素力の低下と関係があります。
だからこそ、食べることで酵素を補う=「食べるケア」が必要になってくるのです。
■ 発酵食品が注目される理由
酵素は熱に弱く、48℃以上で働きを失います。つまり、加熱された食品からは摂れません。
その点、発酵食品には
微生物の働きによって自然に生まれた消化酵素
もともとの食材が分解され、吸収されやすい形になった発酵栄養素
これらが豊富に含まれています。
納豆、味噌、ぬか漬け、甘酒など、昔ながらの発酵食品が体に良いと言われるのは、酵素が生きているからなのです。
■ なぜ私が「整う発酵ラボ」を開催しているのか
私が開催している【整う発酵ラボ】は、ただ発酵レシピを学ぶ場ではありません。
分子栄養学の視点から、
「なぜ発酵食品が体に良いのか」
「体内でどう働くのか」
を深く学べる講座です。
よく「発酵食品は腸にいいよね」と言われますが、それだけではありません。
脳の働き、ホルモンバランス、免疫系のサポートにも関わってくるのです。
発酵を“おしゃれな料理”として学ぶのではなく、「生きた酵素をどう暮らしに取り入れるか」を知ることで、体の根本から変わるヒントになります。
■ 玄米酵素は、酵素×栄養×継続のベストバランス
そして、私がこの講座で毎回お渡ししているのが玄米酵素のサンプルです。
これは、特許製法によって酵素を生きたまま含む、玄米ベースの健康食品。
ビタミンB群、ミネラル、食物繊維が自然のまま豊富に含まれていて、腸内環境を整えるだけでなく、体内での酵素の働きをサポートする栄養素も同時に補える優れものです。
「食べる時間がない」
「毎日発酵食品を手作りできない」
そんな方にも、毎日続けられる“手軽な発酵習慣”としておすすめしています。
■ まとめ|酵素を味方につける暮らしへ
酵素は、体の中で起きるすべての生命活動の立役者。
発酵食品は、その酵素を自然なかたちで体に届けてくれる知恵です。
私は、毎日の暮らしに発酵を楽しく取り入れてほしいという想いから、そして、その先にある「整った自分らしい体と心」を体感してほしいという想いから、講座を開催しています。
さらに、必要な方には、食事だけでは補いきれない部分をサポートする玄米酵素という選択肢もお伝えしています。
まずは、発酵の力を体感してみませんか?
▶関連リンク
🔸整う発酵ラボ全4回講座【6月スタート】→ 詳細はこちら
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