人の心の状態は、幸せホルモンであるセロトニン
元気になるドーパミン
判断力、やる気が出るノルアドレナリン
など、脳内ホルモンによってコントロールしています。
その材料の中で、一番大切なものが「タンパク質」ということを前回お伝えしましたが
これらのホルモンを作るためには、他にもビタミンB群や、鉄、亜鉛などの
ビタミン＆ミネラルが必要です。
この辺りの栄養がしっかりと食事から摂れており、
腸から吸収して、血流に乗って各細胞に届けられて
初めて、このような脳内ホルモンが作られます。
（そのためには、食べたものをしっかり吸収できるような
腸内環境の良さや、各細胞まで運ぶため、血流の良さがとても大事になってくるのですが、
今日はその話では無いので、また別の機会に）
つまり、タンパク質、ビタミンB群、鉄、亜鉛などの栄養素が足りていないと
脳内ホルモンが作られず、前回お話ししたうつだけではなく
他にも様々な精神症状が現れます。
例えば、ビタミンB群が足りないと、やる気が出なかったり、集中力が続かなかったり
悪夢を見ることが多くなったりします。
鉄不足というと、みなさん貧血を思い浮かべるかもしれませんが、
実は鉄が不足するとイライラ、注意力散漫、落ち込みやすく
物事をいつまでも引きずってしまったり、神経質で細かいことが気になったりします。
そう、集中力アップには「鉄」がとても大切なのです。
特に、勉強になかなか集中できず、机に向かっていられないお子さん
鉄は足りていますか？
イライラして、キーキー怒ってしまうことはありませんか？
メンタル低下には栄養は欠かせません。
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